金継ぎ修復のご紹介サービスの開始とパネル展のお知らせ

2021年6月20日
ノーブルトレーダース株式会社

金継ぎ修復のご紹介サービスを開始。
洋食器専門店として、大切な器を長く使うためのサステナブルな取り組み

ル・ノーブルでは、株式会社漆芸舎 平安堂京都の清川廣樹氏による「金継ぎ修復」をご紹介するサービスを始めます。
その一環として、2022年6月25日(土) ル・ノーブル京都四条本店にて、金継ぎ修復ご相談会の開催するとともに、特別企画「金継ぎ」パネル展を開催しております。

グラスの壊れた脚部の金継ぎ修復

 

近年注目されるサステナビリティを考え、弊社が出来る取り組みとして「大切な器を長く使うための金継ぎ修復先のご紹介サービス」を始めます。

金継ぎとは、陶磁器・ガラスなどの、割れ、欠け、ヒビを漆によって接着し、金などで装飾して仕上げる修復技法です。金以外の素材や技法を使って修復することもあり、現在はさまざまな修復方法が総称して「金継ぎ」と呼ばれています。世界の陶磁器やガラス製品を扱う弊社でも、かねてよりお客様から「大切にしていた食器が割れてしまった。思い出の品や入手が困難な品なので修復したいが、どこに依頼すればわからない」などのお声をいただいていました。

今回、株式会社漆芸舎 平安堂京都(以下漆芸舎)の高い技術力と修復への想い、そして昨今の漆芸を取り巻く課題に深く共感し、漆芸舎の協力を得てお客様へのご紹介が実現いたしました。

京都・⼤徳寺総⾨前にある漆芸舎。代表である漆芸修復師 清川廣樹⽒(以下清川⽒)は、世界遺産を含む⽂化財の漆芸修復に45年以上携わり、すべてを⼟にかえすことを前提に⾃然素材のみを使い、江⼾時代に確⽴された伝統技法を継承した⾦継ぎ修復を⾏っています。

清川氏が大切にするのは、依頼主との対話です。まずは時間をかけ、持ち込まれた器の作り⼿の想いを聞き、さらに作られた時代や素材を踏まえ、その器にとって最良の修復デザインをイメージして修復を施します。
建築・仏像・陶磁器・ガラス器・漆器・アンティーク家具・古美術品などの修復経験と知識を⽣かし、「壊れ」から「新たな景⾊」を器に与えるのです。

漆芸舎を紹介するにあたり、まずは漆芸の世界に生きる職人、継承されてきた文化や今の現状を、より多くのお客様に知っていただくために、金継ぎのパネル展⽰を開催。期間中の一日は相談会も実施し、修復したい器を見ながら清川氏に直接面談していただくことが可能となっています。

 

金継ぎ修復ご相談会詳細

 

【漆芸修復師 清川廣樹氏による金継ぎ修復ご相談会】※完全予約制
修復のご相談、お見積りを面談形式で実施。

日時:2022年6月25日(土) 11:00~18:00
会場:ル・ノーブル京都四条本店 4階特設会場
京都府京都市下京区四条通柳馬場西入ル立売中之町102-2
四条通り 大丸京都店東へ200m、阪急烏丸駅 13番出口東へ徒歩すぐ

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予約方法:ル・ノーブル京都四条本店へ直接お問い合わせください(TEL:075-222-0887)
※ご相談・お見積りは無料

【特別企画「金継ぎ」パネル展】※入場無料・見学自由
金継ぎや清川氏についてのパネル展示を実施しています。
清川氏の金継ぎ修復作品、十数点も展示しています。

開催期間:2022年6月15日(水) ~6月25日(土) 11:00~18:00
会場:ル・ノーブル京都四条本店 4階特設会場

今後もノーブルトレーダースでは、食器を通して皆様の食卓に豊かさや感動を提供できるよう努めてまいります。