大盛況のうちに東京での開催を終了した日本初、クラーナハの大回顧展が東京・国立西洋美術館に続き、1月28日(土)より大阪・国立美術館で開催されます。
ルカス・クラーナハ(父 1472-1553年)は、いまから500年前のドイツを生きた画家です。16世紀前半のドイツ、それは変革につぐ変革、激動につぐ激動の只中にありました。その時代の揺れ動きを誰よりも敏感に察知し、また誰よりも鮮やかに体現した芸術家、それがクラーナハです。 ユディトやサロメ、ヴィーナスやルクレティアといった物語上のヒロインたちを、特異というほかないエロティシズムで描きだしたイメージの数々でしょう。艶っぽくも醒めた、蠱惑的でありながら軽妙なそれらの女性像は、当時の鑑賞者だけでなく、遠く後世の人々をも強く魅了してきました。
関西で初開催となるクラーナハ展となる本展のミュージアムショップにて、ウィーン磁器工房 アウガルテンの製品も販売されます。
会場にて美しい絵画の数々と共に、ウィーン磁器工房 アウガルテン製品もお楽しみください。
LUCAS CRANACH THE ELDER 500 Years of the Power of Temptation クラーナハ展 500年後の誘惑
大阪会場
会期:2017年1月28日(土)~2017年4月16日(日)
会場:国立国際美術館 開館時間:10:00~17:00(金曜日は19時)
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
URL:http://www.tbs.co.jp/vienna2016/