金継ぎ修復のご相談会を10月1日に開催

2022年9月8日
ノーブルトレーダース株式会社

洋食器専門店として大切な器を長く使うためのサステナブルな取り組み

株式会社漆芸舎 平安堂京都の清川廣樹⽒による⾦継ぎ修復を紹介するサービスの一環として、2022年10月1日(土)ル・ノーブル銀座店にて、⾦継ぎ修復ご相談会を実施。合わせて「⾦継ぎ」パネル展も開催します。

 

漆芸修復師 清川廣樹氏とお客様との面談の様子【前回6月25日 ル・ノーブル京都四条本店のご相談会にて】

 

清川廣樹氏による金継ぎ修復品一例

 

近年注⽬されるサステナビリティを考え、「⼤切な器を⻑く使うための⾦継ぎ修復先のご紹介サービス」に取り組んでいます。

⾦継ぎとは、陶磁器・ガラスなどの、割れ、⽋け、ヒビを漆によって接着し、⾦などで装飾して仕上げる修復技法です。⾦以外の素材や技法を使って修復することもあり、現在はさまざまな修復⽅法を総称して「⾦継ぎ」と呼ばれています。

世界の陶磁器やガラス製品を扱う弊社でも、かねてよりお客様から「⼤切にしていた器が割れてしまった。想い出の品や⼊⼿困難な品なので修復したいが、どこに依頼すればよいかわからない」などのお声をいただいていました。

ご紹介先である、京都・⼤徳寺総⾨前に工房を構える株式会社漆芸舎 平安堂京都を率いるのは、漆芸修復師の清川廣樹氏(以下清川氏)。世界遺産を含む⽂化財の漆芸修復 に45年以上携わり、すべてを⼟にかえすことを前提に⾃然素材のみを使い、江⼾時代に確⽴された伝統技法を継承する⾦継ぎ修復師です。弊社では経験豊富な清川氏の⾼い技術⼒と修復への想い、そして昨今の漆芸を取り巻く課題に深く共感し、平安堂京都の協⼒を得て、ル・ノーブル各店にてお客様へのご紹介サービスを実施しています。

清川⽒は依頼主との対話に時間を掛け、まずは持ち込まれた器の作り⼿の想いを聞き、作られた時代や素材を踏まえて、その器にとって最良の修復デザインをイメージして依頼主に提案されます。
建築・仏像・陶磁器・ガラス器・漆器・アンティーク家具・古美術品などの修復経験と知識を⽣かし、「壊れ」から「新たな景⾊」を与えるのです。

今回、ル・ノーブル銀座店では、漆芸の世界に⽣きる職⼈、継承されてきた⽂化や今の現状を、より多くのお客様に知っていただくために、9月23日より10月1日まで、店内奥のスペースにパネルを展示。最終日の10月1日には、依頼希望の品を持参の上、清川氏と直接⾯談していただくことが可能な相談会を催します。

今年6月25日にル・ノーブル京都四条本店にて初めて開催したご相談会では、1日で10名のご予約が有り、和陶器8点、洋陶磁器6点、グラス2点、宝石の指輪1点の合計17点のご依頼を承りました。修復に要する期間は約3ヶ月~6ヶ月になります。

修復を依頼された方々から、「信頼できる金継ぎを探していたが良いところをおしえてもらった」とのお声を多くいただき、このたび2回目の開催を銀座店にて企画、継続的な開催をめざします。

 

清川氏の作品の展示販売は、今回ル・ノーブル銀座店でも行います。

 

 

依頼作品一例(過去に他で金継ぎされたものを再修復のご相談もありました。

 

■【漆芸修復師 清川廣樹氏による金継ぎ修復ご相談会」※完全予約制

 日時:2022年10月1日(土)11:15~18:00
 会場: ル・ノーブル銀座店

 東京都中央区銀座1丁目3-1 銀座富士屋ビル1FMap
 TEL:03-6228-7617
 営業時間:11:00 ~ 19:00
 アクセス:有楽町線 銀座一丁目駅 3番出口すぐ

 予約⽅法:ル・ノーブル銀座店へ直接お問い合わせください。(TEL:03-6228-7617)
  修復代金一例:口欠け12,000円~ 割れ20,000円~
 (状態により価格は変わりますので、まずはご相談ください。※ご相談・お⾒積りは無料です。)

 【⾦継ぎ パネル展】※⼊場無料・⾒学⾃由
  ⾦継ぎや清川⽒についてのパネル展⽰を実施します。
  清川⽒の⾦継ぎ作品の展⽰販売もあります。
  開催期間:2022年9⽉23⽇(金・祝日)〜10⽉1⽇(⼟) 11:00〜19:00
  会場:ル・ノーブル銀座店 店内奥のスペース
  (※コロナ感染状況により、延期させていただく場合がございます。)